2010年7月31日土曜日

外付けブラインドシャッター


夏場の日射遮蔽の手段は、軒の出や庇の長さをきちんと計算して設けるのが、今でも最も効果的な方法である。

しかし、東面や西面については太陽高度が低いので、軒の出や庇では対応できない。

昔ならヨシズを下げて対処したものだが、いづれにしろ、日射は部屋の外で遮るのが肝要である。

最近は土地が狭いためか、デザイン的にモダンな感じが求められるためか、屋根は殆ど軒の出はなく庇もない家が多い。

そこで、夏場の日射を遮るのはブラインドやカーテンに頼らざるを得なくなるが、窓の室内側に設けるブラインドでは太陽の熱を50%も遮る事はできない。

ここで紹介するのは、オイレスECOの電動式ブラインドシャッター「サンシャディ」である。

サッシの外側に取り付け、自由に羽根の角度を調整でき、シャッターとして完全に閉め切ることができる。

この効果は抜群で、どの方位に対しても日射をしっかり遮る事ができるので、室内の温度環境をしっかり保つ事ができる。

オイレスECOでは、この他、手動式のブラインドシャッター「ミラレス」もあり、これらは、サッシメーカーのシャッターと比べてもその機能性と意匠性が高く、愛用の一品である。

2010年7月22日木曜日

主婦が選ぶ洗面化粧台


住宅の設計をしていると、主婦からは「できるだけ掃除がし易い様に、、」という注文が必ず付く。
先行きの見えない時代、共働きの家庭も多いが、それでも家の管理は主婦に任されているのが現実だから、できるだけ掃除が楽な家にしたい、というのは主婦の宿願とも言えるだろう。
そんな主婦達が洗面化粧台を選ぶ時に、最近最も多いのが、

INAXのピアラ。

洗面ボウルの背面がせり上がっていて、そこに水栓が付いている。
洗面器の外に水栓を付けると、そこが汚れ易く、掃除がし難いと言う訳である。
ピアラは、バリエーションのある収納家具付きの洗面器だが、単品でも取り付けられる。
ここでは施主の要望に合わせて、化粧台を大工さんに造作してもらった。
メーカー各社から多くの洗面器が出ている中から選ばれる「ピアラ」は、結構、主婦の気持ちに応えている様だ。

2010年7月9日金曜日

フラットに使えるフロアコンセント

フロアコンセントは、使用する時に床面から差込み口が跳ね上がって使用するタイプのものが一般的だが、寺田電機製作所のバリアフリーフロアコンセントCEAシリーズは、フタを開けると中に2口のコンセントがあり、そこに差込んでフタを閉め、コードだけを出す事ができるので足を引っかけてつまづくこともない、グッドデザイン賞のフロアコンセント。うちの事務所では壁から離れたダイニングテーブルの下に付けることが多い。最近の食卓はホットプレートをよく使うので結構、重宝している。