(株)野平都市建築研究所が、これまでの家づくりで使用してきた様々な建築材料の中から、これはいい! と思ったものを独断と偏見で紹介するブログです。ぜひ、あなたの家づくりの参考にして頂ければ幸いです。
2015年10月24日土曜日
木材保護塗料ならサニーウッドの「スーパーデッキ」
木材保護塗料は、キシラデコールを筆頭にオスモ、リボス、アウロなどのドイツ系塗料がよく使われていて、私も色々試して来たのですが、いまいち保ちが良くない、という不満が常々ありました。
まず、気に入らないのが、紫外線を遮る為に混入されている顔料が、殆ど塗装した木材の表面に留まり、浸透してゆかないため、2〜3年も経つとペンキが剥がれた様にみっともない状態になってしまうことです。顔料の粒子が粗い為に浸透してゆかないということなのでしょうが、5年ごとに塗り重ねるのも手間であり、美しくないのです。
たまたま、自宅の古くなったウッドデッキを作り替える時に、サニーウッドというデッキ材のネット販売をしているところから材料を調達したのですが、そこに「スーパーデッキ」という一度塗りでOKという保護塗料があったので、材料と一緒に注文してみました。値段は他の保護塗料に比べるとちょっと高かったのですが、このスーパーデッキを塗ってみて驚きました。何とも滑らかに浸透してゆくではありませんか。
上質の亜麻仁油と桐油とパラフィン油を均一にブレンドしたものということですが、非常に浸透性が高く、撥水性、防カビ性に優れ、木材本来の美しさを引き出し、保ってくれる、しかも、確かに浸透性が高い為か、保ちがすこぶるいいのです。
この時以来、外部で使用する木部の保護塗料はこの「スーパーデッキ」を指定しています。
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