防火の制限がないところでは、外壁に耐久性を考慮した焼き杉板やレッドシダーなどの無垢の板材を使用することが多いのですが、私たちがそのなかでも注目しているのが江間忠木材のエステックウッドです。
エステックウッドとは国産杉を200℃の高温で窒素加熱処理した材のことで、薬剤不使用のため環境負荷が少ないのが特徴です。
防腐・防虫・耐水性に優れ、高乾燥材であるため非常に軽く、木材特有の形状の狂いが少なくなっています。
もともと、伝統工芸であった仙台埋木(うもれぎ)を再現する目的で開発されたものなので、焼き杉とは違った深い味わいの木肌を持っていて外壁材に最適です。
価格はサイデングと比べてもそう高くはなく、耐久性のある自然素材を考えるなら、お薦めの一品と言えるでしょう。
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